お金のパーソナルコーチ

銀行員を30年以上経験してきて、今だからこそわかるお金との付き合いかたを残していきたいと思います。素朴な疑問へのご質問受け付けます

なぜウェルスナビなのか

単に目新しいということじゃなく、

お金持ちがいろいろな変動要因から資産を守ることを目的に始まったのが、【長期分散&リバランス】と認識してます。

それが庶民レベルにまで広がってきたのが、証券や銀行が取り扱っている【ファンドラップ】と言われるもので、5つぐらいのリスク許容度の中から自分の好きなものを選んでもらって、あとはお任せとなります。

 

ファンドラップはいい商品なんですが、ネックは「手数料が高い」こと。

とにかく営業職員が販売する商品は手数料が高すぎると思うんです。

超富裕層の多額の資金を管理する手法を小口化するので、ある程度高くなるのは仕方ないんですが、世界が低成長の中、2%以上の手数料は高くて、運用益が手数料に持っていかれてしまうことになりかねないくらい高い。

N証券のファンドラップなどは、投資先がN証券のファンドだったりするので、いったいトータルで何パーセント手数料を払っているのか?と思ってしまいます。

それがウェルスナビは【1%】の手数料です。

手数料としてどうでしょうか?

それでも十分に高いと思います。

長期運用をするので、20年運用すると約20%を手数料で支払うこととなってしまって、30%増加しても手取りは10%となってしまいます。

 でも銀行や証券のファンドラップより【はるかにマシ】なので、既にファンドラップを持っている人は3連休明けに大急ぎで乗り換えましょう。

その際、リスク許容度が低いコースにすると手数料で負けてしまうので金額を少なくしてもいいのでリスク許容度3以上が肝です。

巷のファンドラップや投資信託も同様です。

世界的な低金利下において、債券運用ではリターンが期待できない中、債券割合の高いファンドに手数料(信託報酬)を多く支払うのは金融機関のために運用しているようなものですから。

 

ちなみに私のウェルスナビは12月20日に1,000,000円預け入れで、25,000円ほど増加しています。

但し、この間の日経平均株価は5%以上上昇したので、パフォーマンスは半分といった感じ。まあ、結果論ですから気にしないことです。

手数料も1%で年間10,000円なので、この程度ならいいかと思っていますが、これ以上残高を増やして手数料を支払うつもりはありません。