お金が貯まらない会社員にはつみたてNISA
ずばり、つみたてNISAを始めよう!
お金に関しては夫々の置かれている状況によって取るべき対処方が違うので、今回は貯蓄が苦手な若い会社員の方に向けて書いています。
お金を貯めようと思っていても毎月の収支は厳しく中々たまらないという会社員は多いと思います。
特に若いうちは給与も低く生活で精いっぱいで貯蓄なんてしている余裕はないでしょう。
貯めるよりも収入を増やすことにエネルギーをかけた方がいいと思っている人もいるでしょう。
でも【稼ぐ力と同時並行で貯める力をつけていく】ことが重要なんです。
何のためにお金をためるのか、これがある人は金額の規模とか貯めるまでの期間とかも明確になり、それに沿った蓄えをしていけばいいと思いますが、特に目的もない人はどうするかという問題ですね。
老後資金といってもまだまだ時間もあるし実感ないでしょう。
そもそも収入が少なくて貯める力がない人が、頑張ってもお金が貯まるわけないと思いませんか?
だから頑張らないで貯める環境を作ることが大切となるのです。
それが銀行口座から自動的に引き落とされる「つみたて」なんです。
目的がなくても貯める力をつける環境をつくるという気持ちで積立してください。
1ケ月分の給与くらい貯まれば心にゆとりが出てきますから。
心のゆとり、欲しくないですか?
とりあえずって気持ちでいいので信じて積み立ててみてください。
そうすればお金が貯まって、とても大事な「稼ぐ力」をつけるための自己投資にも弾みがつくはずです。
会社員の場合は急に給与が増えて行ったりしないので、同時並行で貯める力がいるんです。
決して「もっと給与が増えてから考えよう」なんて思わず、直ぐ始めましょう。
そしてどうせ積み立てるなら、積み立てた以上に増える可能性が高い株式投資、売却益が非課税となるつみたてNISAが一番いいと思うんです。
イデコも素晴らしくお得なんですが、60歳まで引き出せないのは若い人にはネックとなるんでしょう。
本音は1000円でもいいからイデコも始めた方がいいと思うんですが、まずはつみたてNISAから。
イデコは40歳から始めても20年間も積み立てられるので、慌てる必要なし。
株価急落に強そうな投資信託
株価はドンドン上昇してきていますが、「そろそろ急落するんじゃないか」とドキドキしている人にご紹介です。
ファンド名は【テトラエクイティ(三井住友DS)】
アメリカ株式の指数先物取引を活用しているファンドなんですが、ややこしいことは抜きにして、簡単に言うと、株価急落時に売りポジションを膨らませ稼ぐファンドってこと?です。
下落時にプラスとなるファンドとしてベアファンドっていうのがありますが、これは下落時にプラスだけど上昇時にマイナスになってしまいますからね。
このテトラちゃんのいいところは下落時(相場の急変時)にプラスとなって、上昇時にもプラスを目指すものです。
実績チャートを貼っておくので見てもらうのが一番なのですが、コロナの下落時に大幅上昇して、その後相場の上昇時はほぼ横ばいになってます。
(ほんとはここでも増えていてほしいところですが)
信託報酬も1%未満でまずまずだし、少しだけこれを持っておくと急落時の精神的ショックを和らげる効果があると思います。
ちなみに私も少しだけ持ってます。(もちろんプラスです)
純資産残高もすごく増えていて人気のほどが伺えますね。
ファンドの特色
1. 米国の株価指数先物取引を機動的に活⽤します。
●実質的な運⽤にあたっては、米国株式市場におけるトレンドを捉えることを目的とする参照指数のリターン(損益)※を享受する担保付スワップ取引を⾏います。
●米国の株価指数先物の実質的な買建総額または売建総額が、最⼤で信託財産の純資産総額の200%程度となる場合があります。
○ 運⽤管理費⽤(信託報酬)
ファンドの純資産総額に年0.759%(税抜き0.69%)の率を乗じた額です。
※投資対象とする投資信託の信託報酬を含めた場合、年0.954%(税抜き0.885%)程度となります。
個人向け国債ってどんな意味があるの?
個人向け国債もよく売れる商品です。
金融機関にとってはほとんど儲けにならず、これだけではメリットがない商品なのですが、「元本確保が絶対必要」という方の呼び水としてキャンペーンをやったりして取り組んでいます。
まず利率ですが、今は下限に張り付いていて「0.05%」です。
税引き後では。079685をかけて、約0.04%。
当分上がりそうもないです。
100万円の国債を買って、年間400円。たった400円。
なんかいいことあるんでしょうか?
申込をして、手続きして、1年間は解約出来なくて、400円。
やる意味がまったく不明です。振込手数料払ったりしたらマイナスですよ。
1億円買っても4万円なんです。
すごいお金持ちの高齢者がこれから増やす必要もないし、オレオレ詐欺に合わないように簡単には引き出せないようにしておく以外の意味が見つかりません。
でもたくさん売ってましたけど(笑)
仕組債をまだやっている場合は早くやめた方がいい
仕組債はやめた方がいい金融商品の代表選手みたいなものです。
金融業界では常識なんですが、なぜかお客様からの受けがよく、手数料が高く儲かるのでついつい販売してしまってました。
どうして人は「高金利」につられるんでしょう。
外貨預金もそうだけど、金利なんか簡単に吹っ飛ぶくらい元本の変動リスクがあるのに、それには目をつぶって、高金利だけをみて商品を購入してしまうんですよねぇ。
仕組債ってなに?って場合は、ほかのサイトで調べてもらえばいいんですが、超簡単にいうと、
100万円預けて、さいころを振って「1~5」なら105万円で返ってくる。
「6」なら100万円が50万円になって返ってくる。
みたいな感じです。
商品的には
100万円預けて、5年間で株価が4割下落しなければ金利5%、4割以上下落したら、100万円が下落した株式として償還される。
的なものです。もちろん商品ごとに違いはありますが、概ねこんな感じです。
以上のようにものすごい強運がないと勝ち続けられないのですが、そんな強運がないと勝てない商品ってどうでしょう。。。
もし強運の持ち主ならもっともっとリターンが大きい商品に投資したほうがいいんじゃないでしょうか。
なぜ仕組債がダメかというと、リスクとリターンが合わないんです。
ハイリスク、ローリターンっていうやつですね。
株価はどこかでは暴落するので、1回の暴落でこれまでちょこちょこ貰ってきた金利なんて全部飛んで、さらに損失となるからです。
株価の下落リスクをとるんなら、株価の上昇リターンも貰わないと割が合わないと思いませんか?
仕組債をやるくらいなら、株式を直接買いましょう。
安全な投資信託は買う意味不明
投資信託の中には「安全なもので運用してます」的なものがありますが、あれはほんとにダメ投信だと思いますね。
「資産の9割は元本確保の国債等で運用し、1割だけを株式で運用することで大きな損式にならない」的なやつです。
絶対に買わない方がいいです。
投資信託には販売手数料のほかに信託報酬といって残高に対して一定の料率の手数料がかかるんですが、上記の例だと安全運用で利率がほぼゼロの9割部分にも信託報酬が発生することになります。
100万円を購入したとして、90万円の利率ゼロの部分にも信託報酬が1%とか引かれてしまうんです。
それなら最初から90万円はほぼゼロ%の定期預金か何かにしておいて、10万円の株式投資信託を買った方がよくないですか?
にも拘わらず、この手のものがよく売れるんです。
どう考えても金融機関が儲けるだけの商品としか思えないのに。。。
外貨預金はふつうやらない
退職金をもらい、自分のお金について運用を真剣に考え始めたので、どんな運用をするかを書いていきます。
まずは、「これはやらないでしょ」から。
外貨預金はいろんな銀行でキャンペーンとかやっていて、円では見られないような高金利で誘惑してくるけど、ふつうはやらない。
理由は、金利の高い低いよりも為替レートの変動の方がはるかに影響があって、高金利だからお得!とは決してならないからです。
米ドル:3ケ月4.0%
とかだと、「おおー」と思ってしまって、とりあえずやってみようってなりがちだけど、年換算で1.0%(しかも税前)だし、銀行店頭での為替手数料(大体片道0.5円、往復で1.0円)を差し引くとほぼゼロ%になってしまうのです。
「なんだ、結局円預金と一緒か~」と思ったら大間違い(笑)
外貨は為替レートが変動して、円に戻すときに元本部分が変動してしまうのです。
「そんなことは分かっている」と多くの人が言うでしょうが、問題はその変動幅が金利とは比較にならないくらい大きいということなんです。
今年の7月と9月の高値と安値の変動幅は4.17円、3ケ月の金利換算で15%ほどもあるんです。(7月高値108.16円、9月安値103.99円)
これはふつうでこの期間はあまり変動しなかった方なんです。
つまり、3ケ月間4%の金利をもらって、4%相当の手数料を払って、15%の変動リスク(儲けか損かはわからない)をもつということを知ってやってほしいんです。
ね、ふつうやらないでしょ?
要するに外貨預金を金利につられて取り組んではダメなんです。
もちろん、円高のときに買って、円安で売って儲けるために取り組むのであれはOKですが、もはや金利どうこうではなく、預金というより投機の世界です。
そうであれば、店頭で高い手数料を払うというのは理解しがたい行動に思えます。
ネット銀行であればもっと安い手数料で外貨預金が出来ますし、キャンペーンを除けば金利も高いです。(末尾に為替手数料比較を書いておきます)
「ネット銀行の口座持ってないし、口座開設してまでやるのはめんどくさい」という人は、投機をやる資格なしなのでは?
さらに外貨をもつ意義という点で【通貨分散】というものがあります。
将来、円が安くなることで、輸入に依存している石油や食料の値段が上がってしまうリスクに備えるために資産の一部を米ドルで保有しておくというのは、価値ある行動かと思います。
しかし、しかし、しかし、たった50万円や100万円では、緩やかに影響してくる物価上昇に対しどれだけの効果はあるでしょうか。
ほぼ無意味という結果にしかならないんです。
通貨分散とは多くの資産を保有している富裕層が特定の通貨の暴落リスクを回避するためのもので、一般庶民が気にすることではないんです。
自国の通貨がダメになっても大丈夫なように準備する余裕なんてないはずなんです。
投資は重要だと思いますが、目的をもたないで銀行に勧められるがままに取り組む外貨預金はやめた方がいいと思います。
ちなみに私は、為替差益狙いで外貨預金やってます。
もちろんネット銀行で。
<ネット比較でみた為替手数料を記載しておきます>
住信SBI:0.02円
JNB:0.05円
ソニー:0.15円
楽天:0.25円
みずほ:0.40円
SMBC:0.50円
レノボオンラインの納期に注意
どうでもいい話ですが、レノボオンラインで注文したパソコンが来なかったという話です。
いま再びコロナ注意報ですが、最初のコロナブームの時に
「暇だし10万円も貰えるし、新しいパソコンを買おう」ということで5月2日にレノボオンラインでノートパソコンを注文したんです。
その際、直ぐには要らないけどそんなに待てないので【納期2~3週間】というものを選んで発注しました。
(レノボオンラインは納期目途が機種別に書いてあって、遅いものは6週間とかもあり)
5月12日にメールで「納期目途5月下旬」というのが来て、少し遅めだけどいいかと思って待っていました。
その後、5月には到着せず6月になってしまったので、メールで問い合わせたところ「部品がないから7月初旬になる」旨、返答が来たんです。
「だったら連絡してよー」と思いながら待つことにして7月になり、いまだ来ず。
注文番号で状況を確認したら、納品は7月末との表示に( ゚Д゚)。
さすがに気長な私もおいおい!と思い、メールで「部品がないなら別の代替品でいいから手配してほしい」旨連絡。
しかしながら結果はノー。(まあ、そうゆうことです)
今度の納期も信じられないので、じゃあ、キャンセルさせてということでキャンセルとなりました。
(もちろんお金は決済済なので返金依頼してますがまだ帰ってきてません)
教訓:納期目途を当てにしてはいけません。
9週間待ち続け、そしていまから新しいパソコンを探します。