初めての銀行借入『事業性』
初めて銀行から借入をするのは一般の方にはハードルが高いのではないでしょうか。
自己資金で事業を開始して軌道に乗ってきた場合、更に規模を大きくするためにはお金が必要です。
利益が溜まってから投資をすれば借入しなくても大丈夫なのですが、それでは成長のタイミングを逃すことにもなりますので、銀行借入の選択肢を持っておきましょう。
ではパターン別に説明します。
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銀行からアプローチしてくるまで待つ
このパターンが望ましいです。
銀行は常に支店の近くの貸出先を探しているので様々な情報網から対象先を選定しアプローチしています。
特に普段の入出金に利用している銀行からの連絡は待ってましたと言う感じですね。
借入するしないに関わらず話をしてみましょう。
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自治体に相談する
創業間もなければこれがいいでしょうね。
制度融資などもあり保証協会は保証をしてくれるので、そこから銀行を紹介してもらうといいです。
コロナ関連融資などは銀行が受付窓口になっているので、直接銀行に聞いても対応してくれます。
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ホームページなどをみて電話で相談する
まずは電話というのがおすすめです。電話受付をしてくれる銀行もあるのでそうすれば改めて担当部署から連絡が来ます。
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銀行の窓口に行く
これがダメなパターン。今や支店ごとに貸出担当がいるわけではありません。
急に来店されても対応出来る担当者に出会える可能性は低いでしょう。
どうしても最寄りの支店で取引したい場合は、まずは電話で支店に照会してからにしましょう。
その際に必要な書類などを聞いておくことを忘れずに。
資金については、まずは自己資金、続いて政府系金融機関、次に民間金融機関といったところでしょうか。
事業規模や内容にもよりますが、いきなりメガバンクというよりもまずは地域の地銀、信金と取引してみた方がいいと思います。
また最近はネット銀行も事業融資をやっているところもあります。
融資してもらえるかどうかは様々な要素があります。
資金の使途と返済の可能性が大切なので、事業の継続性があることを説明出来るようにしましょう。
あと「ダーク系※」はお断りとなりますのであしからず。
※本人、役員、株主のみならず、顧問税理士も対象となります。