投資信託は銀行で買ってはダメ?
結論:原則ダメかな
理由は明快で割高だから。
購入時手数料もあるし、信託報酬も高めの商品が多いです。
(人が時間をかけて対応するんだから当然なんですけどね)
結果としてお金の増え方が小さくなってしまうんですよ。
でも手数料を払ってでも得られるものもあると思います。
そもそも投資信託を買う目的は何かってことによるんです。
お金を増やしたい?
何のために?(これが結構大事なファクターです)
いくらくらいの資金があってどれくらい増やしたい?
どれくらいの期間をかけて?
これらを考える要素としては、
他の資産はどれくらいあるか、現在の収支バランスはどれくらいプラスか、今後は収入は見通せるか、家族状況はどうか、親からの相続は期待出来るか、などなどの状況によって変わってくると思うんです。
さらに現状の金融に関する知識はあるか、これから学んでいく気持ちはあるかということも。
そして個人個人のメンタル面で損失が出る場合にどれくらい許容できるのかということも投資をする上での重要なことだと思っています。
こうゆうことを自分で考えて整理できている人はほとんどいないのが現実です。(安心してください)
そこで、銀行に行くとこれらのことを根掘り葉掘り聞かれるので、それに答えていると段々と自分でも自分の考えが明確になっていって、不足している金融知識は補ってくれて、考えに沿った商品をいくつか提供してくれて、その中で自分で選ぶことができるのが銀行です。
ネット証券の方が手数料の面も利便性も全然よくて、お金を増やしたいニーズにマッチしているのですが、残念ながら根掘り葉掘り聞いてくれないんですよ、ネットは。
だからお金を払ってセミナーに行ったと思って銀行で投資信託を購入するもの無しではないかと思うのです。
ただし、お金を払うだけの価値ある提案ができる銀行員に巡り合う確率が低いってことがネックです。
「感じかいい」とか「親切にしてくれる」とかで購入してはダメですからね。
最低限の知識として【FP2級】は持っていて、そのうえで親身に相談になってくれないと何の意味もないです。
お金を払ってもいいから自分で調べたりせずに自分のニーズに合った商品を買いたい方は銀行も悪くないと思いますよ。